リアルボイス

2022.06.02

大手美容クリニックだからこそ成長し続けることができる。医療の根幹を支えるメディカルサポーター(看護助手)とは。

#スタッフ紹介#お仕事紹介#中途採用

PROFILE

湘南美容クリニック自由が丘院のメディカルサポーター(看護助手)。2021年3月にSBCメディカルグループへ入社。

今回は湘南美容クリニック自由が丘院のメディカルサポーター(看護助手)、山本さんに仕事のやりがいや想いをお聞きしました。

1人で行う業務には限界がある。だからこそ大切なのはチームワーク

はじめに、メディカルサポーターの業務内容について教えていただけますか?

メディカルサポーターという仕事は、医療の根幹を支える重要なポジションです。医療資材の在庫管理、機械の洗浄や滅菌、お客様のご案内、院内清掃、洗濯などの基本的な業務に加えて、医療資格がなくてもできることは何でも率先して行います。

医療資格がなくてもできる業務とは、どのようなことを指すのでしょうか?

たとえば、施術前後のお客様の写真撮影。施術によってどのような変化があったのか経過を撮影するのですが、施術内容によっては半年近く撮影にお越しいただくこともあります。お客様と話す機会もあり、すごく楽しい仕事です。

医療に関するサポートだけでなく、業務が多岐にわたっているのでマンネリ化することはありません。日々違ったことを行える、魅力的なポジションです。

医師や看護師のサポートから、お役様のご案内など幅広い業務をされていますが、日々意識していることはありますか?

毎日、多くのお客様にご来院いただくため、オペの予約がたくさん入っていると使用する機械が足りなくなることがあるんです。そのため、常に1日の予約を確認し、いつどこで何が必要になるかを把握して、逆算しながら行動しています。時には、オペに入る看護師に『使用後、すぐに滅菌したいので教えてください』と協力を仰ぐこともあります。

声を掛け合いながら、協力し合える関係性が素晴らしいですね。

ありがとうございます!コミュニケーションを取りながら信頼関係を築き、協力し合えるような雰囲気作りを意識してます。

他に意識しているのは、医師が何をしているかを把握することです。よく、ボトックスやヒアルロン酸などの注入処置が終わったお客様を、お出口までご案内してほしいと依頼されることがあるんです。そのたびに、どこのお部屋にお客様がいるのか確認をしていると時間がかかってしまうので、クリニックの全体を見ながら、医師に依頼されることも常に予測し行動しています。

苦労や失敗を重ねながらも、たくさんのスタッフに支えられて今がある

以前は、事務職や受付業務をされていたとお聞きしました。SBCに転職しようと思ったきっかけは何ですか?

以前の職場では、一人で黙々と作業する業務が多く就業時間が長くなる日もあったんです。この先、何十年もこの仕事を続けることを考えた時に不安になり、転職を決意しました。

転職の軸は、チームワークが発揮できる環境であること、かつワークライフバランスを取りながら長期的に活躍できることの2つでした。その時、見つけたのがSBCです。クリニック数や扱っている施術数、在籍している医師やスタッフもかなり多いので、学べることも多くキャリアを積んで成長できると思い、SBCへ入社しました。

実際にメディカルサポーターとして働き始めていかがですか?

SBCが扱っている施術の数が多いことは、面接時にも聞いていたのですが、実際に勉強すると見たことのない機械や器具が想像以上に多く、覚えることが大変でした。

また、私以外のメディカルサポーターが自由が丘院にいなかったので、1日の業務の流れがわからず慣れるまでにも時間がかかり苦労しましたね。看護師の先輩から直接業務について学びながら、マニュアルを見て一つひとつ知識を習得していきました。

先輩に支えてもらいながら、少しずつ知識を身に付けたのですね。その中でも、記憶に残っているエピソードはありますか?

少しずつ、仕事も覚えて慣れてきたタイミングで、オペに必要な器具の滅菌をし忘れていたことを、オペ当日に気がついたんです。

すぐに主任や先輩に報告し迅速な対応をして頂いたので、近隣のクリニックから器具を借りることができ、予定通りオペを行うことが出来ました。

もし、気付くことが少しでも遅かったら予定通りにオペが行えず、お客様やスタッフに迷惑をかけ、SBCの信頼も失ってしまうところだったので、すごく落ち込みました。そんな時、『次から気をつけようね。いつもありがとう』と声をかけてくれた先輩がいて、今回の失敗を糧に、もっと頑張ろうと思えたんです。

この経験をして以来、翌日の物品がそろっているか確認してから退勤するようにしているので、このようなミスをすることはなくなりました。

ヘルプ勤務の経験が自身のさらなる成長、クリニックの業務改善へとつながる

山本さんには、ヘルプの経験があるとお聞きしましが、どのような経緯で行かれたのですか?

入社して6か月が経った頃、所属院しか知らないままでは、メディカルサポーターとして成長できないと思ったことがきっかけです。

また、自由が丘院にはメディカルサポーターが私しかいないので、他院のメディカルサポーターがどんな風に働いているかを知りたかったんです。

そこで、主任に相談し、1カ月間品川院にヘルプへ行きました。

実際に、品川院で働いてみていかがでしたか?

自由が丘院と比較するとクリニックの規模やスタッフの人数、1日のオペの数が遥かに多く、目まぐるしい毎日を過ごしました。

そこで学んだことは、メディカルサポーターとしての工夫です。たとえば、シーラー(器具を滅菌機にかける際に使用する袋のこと)を切るときのハサミのサイズをあえて大きめにして1回で切れるようにしたり、オペの予約数が多いので滅菌のストックを大量に生成するなど、メディカルサポーターとしてのさまざまな工夫をしていました

業務効率化のための工夫を沢山されたのですね。その中でも、印象に残っていることはありますか?

経費削減への意識の高さに驚きました。たとえば、シリンジなどの医療資材や消耗品を注文する際、サイト上で金額を比較し、最も安い所から購入していたんです。メディカルサポーターはクリニックの売上への貢献は難しいですが、経費削減であればすぐに貢献できることを学び、自由が丘院でもTTP(うまくいっている人を真似る、徹底的にパクること)しました。

また、資材には似たような名前で大きさや形の種類が異なるものがたくさんあり、資材の発注ミスをすることもありました。そこでミスをしないよう、最も安いサイトのバーコード表を作成し、スキャンするだけで常に同じものを発注できる状態にすることを学びました。

実際にこのような取り組みを自由が丘院に持ち帰ることで、変化はありましたか?

今まで商品をネットで購入する際に、都度『シリンジ 1CC』などと検索し、商品を比較することなく購入していました。それを、誰がやっても同じことができる状態にすることで業務効率化にもつながっていると思っています。

手が空いたときに業務を手伝ってくれる看護師からも、『すごくいいね』と喜んでもらえました。喜んでくれるスタッフがいるからもっと頑張ろうと思えますし、来院してくださったお客様やスタッフみんなが、もっと自由が丘院を好きになれるよう、これからも環境を整えるための、工夫と改善をしていきたいです。

大手美容クリニックだからこそ、挑戦を続けられる環境が整っている。

さまざまな経験を経て、ご自身に変化はありましたか?

所属院のスタッフからは、『山本さん、雰囲気変わったね』、『積極的に声をかけてくれるようになって助かる!』など、たくさん声をかけてもらいすごく嬉しかったです。

あらためて、他院にヘルプへ行くことで、スキル面だけでなく、自身の成長にもつながっているのだと実感するとともに、あえてクリニックの規模が大きくて忙しい環境に身を置くことで、メディカルサポーターとして経験を積めたら、今以上に成長できるだろうなと思うようになりました。

成長したいという想いが、すごく伝わってきます!山本さんが、これから挑戦していきたいことはありますか?

実は今、社内公募で新業態のクリニック異動に関する社内周知を見つけてエントリーをしています。新業態のクリニックは、自動精算機によるチケット購入システムを導入することで、待ち時間なくお客様をご案内できることがメリットです。

よりスピード感をもって滅菌や機械の準備を行わなくてはお客様を待たせてしまうことになるので、臨機応変な対応が今以上に求められる環境です。忙しい環境だと思うのですが、そんな新たな場所でスキルアップしたいと思い公募に申し込みました。

入社してまだ1年ですが、さまざまな経験を経てメディカルサポーターとしてできる業務がまだたくさんあると実感しました。また、ヘルプに行くことで業務の工夫や考え方を学べますし、新たなスタッフとのつながりも生まれます。

今後の目標は、『山本さんに任せたら完璧に対応してもらえる』と思ってもらえるような“スーパーメディカルサポーター”になること。医療行為以外の業務は、私たちメディカルサポーターが対応できるように、日々業務改善をしていきたいです。そして機会があれば、またさまざまなクリニックのヘルプに行って、成長していきたいと思います

素敵な目標をありがとうございます!今後、更なる山本さんの活躍を期待しています!

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