仕事紹介

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精子調整
人工授精(AIH)・体外受精(IVF)・顕微授精(ICSI)で使用できるように、原精液を遠心分離機とメディウムを用いて調整します。その際、クリーンベンチ・遠心分離機・インキュベーターを使用します。1日精液検査3件・AIH5~6件・採卵4~5件の対応を1人でおこなうため、丁寧におこなうことを心掛けています。
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検卵
パスツールピペットを使用して、卵胞液から卵子を見つけ出します。卵丘細胞が少ないと見落とす可能性もあるため注意しながら進めていきます。1日平均4~5件、多い日は10件の対応をWチェック者と2人でおこなっています。
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裸化(らか)
検卵後に、その卵丘細胞を剥がして顕微授精の準備をします。卵子を見落としやすい繊細な作業になるので、集中しておこなっています。1日4~5件程度の対応を1人でおこないます。
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顕微授精(ICSI)
マニュピレーター・ピエゾICSIを使用。従来の方法とは異なり、穿刺時のダメージを減少させることができる最新機器を用いていることが特徴です。1日2~3件程度の対応を1人でおこなっています。
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体外受精(IVF)
卵子が入ったシャーレの中に精子を入れ受精を促す方法ですが、当院では患者様にわかりやすいように精子ふりかけ法と説明しています。精子調整後の運動精子は患者様によって異なるため、マイクロピペッターで正しい数値を的確に入れること、他の患者様の精子を使用しないようにWチェック者と二人で確認しています。1日2~3件程度を対応します。
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胚凍結・卵子凍結
凍結液はReady to Useを用いています。分注せずに使用できるため、準備時間を短縮することができます。また、凍結そのものの時間も従来品よりも短く、効率的です。従来の凍結液とは異なり、粘性がやや高いので慣れるまでは戸惑う方もいらっしゃるかと思いますが、入社後の研修でしっかり学べるので安心です。
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胚融解
融解した胚をアシステッドハッチング(AHA)する際、レーザー・アシステッドハッチング(LAH)を用いておこないます。PZD法(従来の難しい方法)とは異なり、穴を開けたい透明帯部分のみにレーザーで照射することで胚への負担を減らすことができ、だれでも簡単に操作できます。1日3件程度の対応を1人でおこなっています。
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胚移植
当院では、胚培養士が胚移植をおこないます。確実に胚をカテーテルに吸ってから医師に渡すこと、医師とのコミュニケーション、胚移植時に着床を促すためにもゆっくり押し出すことを意識しています。その際、モニターで患者様も胚移植の様子を確認できるため、患者様に安心して任せていただけるよう、練習を重ねていきます。1日3~4件程度の対応を1人でおこないます。
やりがい・魅力
六本木レディースクリニックは、年間採卵数約1,900件、移植数約1,900件と圧倒的に症例数が多く、妊娠率も55.4%と日本産科婦人科学会平均よりも11%程高い実績を誇っています。新人の胚培養士が練習できる機会も多いため、スキル習得スピードが早いことも特徴。他職種のスタッフともチームワークが良く、風通しのよい働きやすい環境で胚培養士の業務に集中できます。
顕微鏡でしか見ることのできない小さな細胞を大切にお預かりして適切な処置を行い、胚盤胞まで成長し着床に至ると、自分事のように嬉しく思いますし、やりがいを感じます。胚培養士として、自分自身が顕微授精した卵・移植した卵が赤ちゃんとしてこの世に生まれていることが一番の誇りです。生命が誕生する最初に関わる胚培養士として、六本木レディースクリニックで活躍しませんか?
1日のスケジュール
- 7:50
- 出勤
- 8:00
- 胚融解・午前の胚観察
- 9:00
- 朝礼・採卵(検卵)・胚凍結・精子調整
- 9:30
- 裸化・IVF(体外受精)
- 10:30
- 移植準備
- 11:50
- 移植開始
- 13:00
- ランチ
- 14:00
- ICSI(顕微授精)
- 15:00
- 午後の胚観察・受精確認・胚凍結・卵子凍結・体外受精の裸化・翌日のDish準備やメディウム分注
- 16:30
- 清掃・補充作業
- 17:00
- 退勤