リアルボイス

2026.06.17

看護師としてのキャリアの新しい選択肢。外科のスペシャリスト「オペナース」として自分らしく成長する

#スタッフ紹介#お仕事紹介#中途採用

PROFILE

2016年に急性期外科病棟に入社。3年間の臨床経験を経て、2019年4月にSBCへ転職。2024年4月、看護師としての外科スキルを極める専門職として新設された「オペナース」に就任。尊敬する院長のもとでオペ介助の技術を磨き、社内コンテストでは見事1位を獲得。 クリニック全体の外科技術の底上げを牽引している。

マネジメント職ではなく現場の最前線で外科スキルを極める、新設の専門職「オペナース」。全国でわずか5名からのスタートとなった前例なきポジションに就任したのが、湘南美容クリニック福岡院の石橋さんです。手探りの中でオペナースとしての道を切り拓いてきた軌跡と、福岡院のキーパーソンとして活躍する現在を伺いました。

外科病棟で臨床経験を積み、念願の美容看護師に転職

はじめに、石橋さんが看護師というお仕事を選ばれたきっかけを教えてください。

母が訪問看護師をしていたので、その影響がとても大きかったと思います。看護師の仕事は大変だと聞いていたので不安はありましたが、高校3年生の時に「自分が人として成長できる道、人に必要とされる仕事に就きたい」と考えたときに、看護師しか頭に浮かびませんでした。両親から「人のためになることは惜しみなくやりなさい」と言われて育ったこと、人に「ありがとう」と感謝されたい、人の喜んでいる顔が見たいという想いが根底にあったと思います。

最初に急性期の外科病棟で勤務し、その後SBCの美容看護師を目指すにあたって、ご自身の中でどのような気持ちの変化があったのでしょうか。

実は病棟で働いていた時から、頭の片隅には美容医療の道に進みたい気持ちがあったんです。しかし当時は、まず臨床経験を積むべきという声も多かった為、基礎看護や解剖生理などを含めた看護全般の技術を身につけてから、美容クリニックへの転職を考えようと思いました。

そんな折、職場の先輩がSBCへ転職したんです。その先輩とは定期的に連絡を取っていたのですが、「今日はこんなことをしたよ」と話してくれる先輩の表情がとても明るくて、すごく楽しそうだなと感じました。先輩は「SBCでの仕事は臨床と全然違う。石橋さんには美容看護師の仕事が合っていると思うよ」と言ってくれましたし、自分らしく自分がしたい仕事を生き生きとできて、成長もできる。なんて素敵な環境なんだろうと思い、先輩が転職した次の年にはSBCへの転職を決めました。

また私自身が入社前にSBCに来院した際に、看護師さんの対応がとても良かったことも決め手のひとつでした。

オペのたびに医師の癖をメモ。地道な努力が「オペナース」への道を切り拓く

SBCに転職後、実際に働いてみていかがでしたか?

臨床時代とは、接遇やケアの方法が違うので最初は苦労しました。毎日勉強し、先輩のオペ介助の見学に入る日々。1年目は本当に必死でしたね。

私が入社した湘南美容クリニック福岡院は大型院と呼ばれるクリニックで、所属する医師も多いんです。二重の埋没法のオペひとつをとっても、医師ごとに手技やこだわりが異なります。同じ施術であっても求められる動きが違うため、ノートに逐一「この医師はこういう向きで渡すと喜ばれる」とか「医師の利き手はこっちだからこのように対応すること」と、各医師の対応方法をメモしていました。おかげで、柔軟に対応する力や、先回りして考える力が身につき、2年目からはどの医師のオペもスムーズに介助できるようになったんです。

その後、成長を認められて2024年にSBC初のオペナース(※1)に就任されたのですね。オペナースを打診されたときの思いを教えてください。

入社して数年経ったころ、主任から「オペナースという新しいポジションに挑戦してみない?」と打診されました。当時私は「役職に就いてマネジメントをするより、まだまだ現場でバリバリ働きたい」と思っていたので、「ぜひ挑戦したいです」と即答。ちょうど良いタイミングで、自分に合ったポジションが作られたことに、今でも本当に感謝しています。

(※1)オペナースとは、高い手術介助スキルや現場をサポートする力を専門職として評価する制度のこと。クリニックのオペ介助スキルを極め、医師を支えながら外科全体の医療の質を高めるスペシャリストとして活躍できる。

オペナースは全国でたった5人からのスタートだったそうですね。できたばかりのポジションで、スムーズに仕事をスタートできましたか?

オペナースの使命は「外科の売り上げを牽引する医師を支え、医師がオペに集中できる環境を整えることでクリニックへ貢献する」というものでした。ただ、できたばかりのポジションで右も左もわからず、自分に何ができるのか、どのような行動がクリニックへの貢献につながるのか不安でいっぱいで…。

手探りで試行錯誤を続けていたとき、役職者が他院のオペナースの取り組み内容を教えてくれました。「石橋さんの動きは間違ってないよ、大丈夫」。そこからは役職者とすり合わせをしつつ、他院のオペナースの業務内容や工夫していることを社内ツールで常に確認し、自院に落とし込んでいく――。そうして一歩一歩、オペナースとしての業務を確立していったんです。

オペナースとして、具体的にはどのようなお仕事を積み重ねられているのでしょう。

湘南美容クリニック福岡院の鴨田院長は、お客様の負担を最小限に抑えるため、スピードと効率を大切にしている医師です。オペ介助に入る際は、無駄を省いて、どう動けばいいかを常に考えるようにしています。一瞬で、看護師に求められている動きやオペの手順を判断し、医師をサポートする。医師がちょっと暑そうだと思えば温度管理をし、手術中に医師の手を止めることなく器具を渡し、滞りなく安全に手術を終えていただく…。いかに気が利く存在かが問われます。そうやって日々実践を重ねる中で、院長に「声に出さなくても、自分が求めていることを察してもらえるってありがたいね」と言われたときは本当にうれしかったです。

その他、クリニック全体で効率よくオペが回せるよう、予約枠・空き枠の調整など、看護師である自分だからこそできる仕事にも積極的に取り組んでいます。

社内コンテストでも1位を獲得。オペナース・石橋さんの仕事の原動力とは

努力の甲斐あって、石橋さんは「第1回外科コンテスト」(※2)で1位を受賞されるほどの実力をつけられましたね。

第1回外科コンテストという看護師向けの社内コンテストが行われると聞き、いい機会なので実力を試したいと思いました。脂肪注入とクマ取りのオペ介助技術を審査するコンテストだったので、「とにかくオペに数多く入って技術を磨きたいです」と宣言。毎日オペに入ってはその日の自分の動きを振り返って改善を続けた結果、念願の1位をとることができました。

(※2)外科コンテストとは、全国のSBC看護師の技術スキル向上を目的とする社内コンテストのこと。

石橋さんにとって、オペナースのやりがいやモチベーションはどんなところにありますか。

私は鴨田院長をとてもリスペクトしているんです。院長は二重の埋没法とクマ取りで湘南美容クリニックのプレミアム医師に選出されています。私がこれまで介助についた医師の中でも特にスピードが速くて仕上がりもとても綺麗。技術力が本当に高く、こんな医師には今まで出会ったことがないと思うほど!そんな医師のオペを近くで見られる環境に感謝しながら、いつもオペ介助についていますし、院長に貢献できることは全部したい。その思いが、仕事のモチベーションになっています。

オペナースのポジションについてから、仕事への向き合い方は変わりましたか。

オペナースという看護師のロールモデルとして見られるようになってからは、「自分が周囲に良い影響を与えるにはどうしたらいいだろう」と、自然と周りに目を向けながら動くようにもなりましたね。その結果、お客様から嬉しいクチコミをいただいたり、物販の売り上げで1位になれたり…、目に見える結果で評価していただける機会が増え、自分自身のやりがいも大きく変わってきました。今は、福岡院の売り上げ目標を達成するための原動力になりたいと考えています。

オペの介助手順を覚えるだけなら、1年もすれば誰でもできるようになります。私が目指したいのは、その先。お客様に寄り添って心から満足していただくこと。施術後のアフターケアを一緒に考えたり、「次はこういう施術をしませんか」とお悩みに寄り添ったご提案をする。そんな+αの能力を、これからも貪欲に身につけていきたいです。

また、クリニックの他のスタッフも私と同じように動けるようになれば、オペの回転率が上がり、もっと多くのお客様を対応することができるようになります。そのため、現在は後輩の教育にも力を入れています。

チームワーク抜群の湘南美容クリニック福岡院でオペナースを極めたい

オペナースとして忙しい日々を送っている石橋さん。SBCで働くことに満足されていますか?

もちろんです。1日の中で職場の人と接する時間は、家族と過ごす時間よりも長いですよね。今の職場は年齢が近いスタッフが多くてすごく楽しいですし、誰でも思ったことを発言できる環境を先輩たちが整えてくれたので、本当に人間関係のストレスがありません。年次関係なく、気兼ねなく話し合える。その雰囲気が、働きやすさに繋がっています。

実は、病棟時代の知人から「病棟では笑顔を一度も見たことがなかったよね」と言われたことがありました。当時は患者様の命を預かっている緊張感に加え、仕事が楽しいと思えない瞬間も正直ありました。そんな思いが表情に出てしまっていたのかもしれません。

当時は夜勤もあったため、心も体も疲弊していましたが、SBCに転職してから毎日が本当に幸せなので、元の職場に戻りたいと思うことはありません。SBCに入って、性格もより明るくなったような気もしています(笑)。今はSBCで働くことが本当に楽しい。楽しいからこそ、こうして勤め続けられているんでしょうね。

スタッフ一人ひとりのポテンシャルが高く、チームワークが抜群な湘南美容クリニック福岡院で働けていることを誇りに思っています。

最後に、ぜひSBCに転職を考えている看護師の方々にメッセージをお願いします。

私の仕事「オペナース」は、オペ介助が好きな方、医師との連携やコミュニケーションが得意な方、そして「もっと成長したい」と願う方には、ぜひ目指していただきたいポジションです。

外科未経験の場合、オペ介助に対して苦手意識を持つ方も多いかもしれません。でも、医師と息が合った瞬間の達成感や、お客様から直接いただく「ありがとう」の言葉には、何ものにも代えがたい魅力があります。

美容医療業界の競争が激しいからこそ、外科全体の技術力向上と、質の高いオペ介助がより重要になっている今。施術を通してお客様の満足度を高めることが、結果としてリピートやご紹介につながると考えています。 私自身も、医師が安心してオペに集中できる環境づくりに加え、外科全体の技術向上や後任育成にも力を入れ、広い視野を持って教育にも積極的に関わっていきたいです。

女性は誰しも、心の底では絶対に美容に興味があるはず。美容に興味がある方なら、きっと楽しめる職場だと思います。SBCのオペナースという選択肢が、誰かの背中を後押しするきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。

「自分らしく輝ける場所」を選択し、現場のスペシャリストとして道を切り拓いた石橋さんの姿は、キャリアアップに迷う多くの看護師にとって大きな希望となるはずです。これからも福岡院、そして全国のSBCにとっての頼れるオペナースでいてください。今日はありがとうございました。

このエントリーをはてなブックマークに追加
Pocket