「今の環境も好きだけど、もっと成長したい」。そんな思いから、公募制度を利用して湘南美容クリニック福井院へと異動した上さん。
超大型院と呼ばれる新宿本院から、地方院へ異動し、チーフに昇格──。環境の変化による戸惑いや、数字への苦手意識をどう乗り越え、自身の可能性を広げていったのか。これまでの歩みと、これからのビジョンを伺いました。
コンシェルジュを目指した原点── 心を動かされたSBCの接遇
はじめに、SBCへ入社されたきっかけを教えてください。
中学生の頃からメイクを研究したり、美容系のYouTubeを見たりと美容が大好きでした。当時は自分が美容クリニックで働くとは想像もしていませんでしたが、大学3年生の時に初めて湘南美容クリニックを利用したことが、SBCに入社するきっかけとなりました。
カウンセリングに行くまでは美容クリニックに対して少し不安もあったのですが、実際に湘南美容クリニックに行ってみると、担当のコンシェルジュの方が私の悩みに深く耳を傾け、本当に合うものを丁寧にご案内してくださいました。一方的な押し売りではなく、私のライフスタイルや重視したいポイントに寄り添ってくれたんです。「美容医療は外見を変えるだけでなく、カウンセリングを通してお客様の気持ちまで前向きにできるんだ」と感動したあの日の経験が今に繋がっています。
大学までは大阪にお住まいだったんですよね?初期配属はなぜ東京だったのでしょう。
生まれも育ちも大阪でしたが 、毎年家族と旅行で訪れるほど東京が大好きで、高校生の頃から「将来は東京で働きたい」と考えていました。そのため就職活動では関東を希望していたんです。家族も私の夢を知っていたので、応援してくれていましたね。
その後、念願が叶ってSBCの内定を獲得。関東で働ける喜びでいっぱいだったのですが、配属先が大型院と呼ばれる湘南美容クリニック新宿本院だと決まった時は、本当に驚きました 。それと同時に、メディアやYouTubeで大活躍されている有名な医師がたくさん在籍しているクリニックなので、「入社前から知っている有名な医師の元で、本当にちゃんと働けるのかな」というプレッシャーもありました。
配属当初は覚えることの多さに悩む時期もありましたが、上司や先輩方が優しく声をかけてくれたおかげで、前向きになることができました。「いつも周りの状況を見て、先回りして動いてくれるからみんな感謝しているし本当に助かってるよ」と言っていただいたことは、今でもよく覚えています。
6ヶ月の研修期間が終わる頃には新宿本院のスピード感にも慣れ、2年目には一通りのカウンセリングや付随する業務を自信を持ってこなせるようになりました。
新宿本院は来院数や手術数が非常に多く、毎日が目まぐるしく過ぎていく環境。だからこそ、たくさんのお客様への対応を通じて多くのスタッフと切磋琢磨し、高いレベルの接遇や知識を学ぶことができたと感じています。ここでの経験は、今の私の大きな財産です。
新しい環境で自分の可能性を試したい。 ──キャリアジャーニー制度(※1)への挑戦。
その後、福井へキャリアジャーニー制度で異動されたのですね。なぜ挑戦しようと思ったのでしょうか?
2024年10月、医師の地方出張に同行させていただき、湘南美容クリニック高槻院でヘルプ勤務する機会がありました。初めて新宿本院以外のクリニックで勤務したのですが、クリニックの規模が異なることで、スタッフ同士の距離が非常に近いことに大きな衝撃を受けました。新宿本院も大好きでしたが、高槻院のアットホームな雰囲気がとにかく新鮮で魅力的だったんです。
この出張同行をきっかけに、小型院や中型院で働くことに強く興味を持つようになりました。もちろん、新宿本院に残り、さらに技術力や専門性を高めてスキルアップする道もあったため、上司に相談しながら非常に悩みましたね。
上司と面談を重ねる中で、異動するメリットだけでなく懸念点も一緒に考えていただいたことで、自分の中で気持ちの整理がついたんです。最終的には「新しい環境で自分の力を試したい。どこのクリニックに行ってもお客様に質の高い提案ができるコンシェルジュになりたい」という挑戦への想いが勝り、公募制度への応募を決意しました。
(※1)キャリアジャーニーとは任期制で他院へ勤務することができる公募制度のこと。

挑戦への強い想いがあったのですね。応募するにあたって、周囲の反応はいかがでしたか?
同期からはとても驚かれましたし、家族からも「知らない土地で一人きりの生活を送るなんて大丈夫なの?」と心配されました。それでも、自分が新しい環境で可能性を試したいという気持ちをしっかり伝えると、最終的にはみんなが応援してくれて、温かく送り出してくれたんです。当時は、みんなの言葉が本当に大きな支えになりましたね。
福井への異動がもたらした、暮らしの変化と温かい人たちとの出会い
新しい環境や物事に挑戦することは、元々お好きだったのでしょうか?
知らない場所に行くことが、元々大好きなんです。普段の休日でも1人でふらっと他県へ旅行に行くタイプなので、同じ場所に留まるよりも新しい環境に飛び込みたいと思う性格なのだと、SBCに入社してから改めて気づきました。
そのため、福井への異動が決まった時も生活面の心配は少しありましたが、それ以上に「早く新しい土地へ行ってみたい!」という楽しみな気持ちが勝っていました。
現在はプライベートをどのように過ごされているのでしょうか?
福井院は木曜日が休診日なのですが、有給休暇と希望休を組み合わせて4連休を取得することもできるので、旅行に出かけたりとプライベートの時間を充実させることができています。
また、リクルーター活動の一環で月に2回ほど大阪へ行く機会があるため、そのタイミングで実家に帰省することも。帰省した際は友人と会ってリフレッシュしていますね。寂しくなった時は母とビデオ通話をすることもありましたが、こうして定期的に帰省できる環境はとてもありがたいです。
一方で、福井で過ごす時間は、私にとって心が1番休まるひとときです。自然が豊かなのでどこに行っても癒やされますし、最近は「パン屋巡り」や「越前そば屋巡り」にすっかりハマっていて、美味しいお店をふらっと回ったりしています。オンとオフのメリハリをつけながら、福井での暮らしを全力で楽しんでいます!

湘南美容クリニック福井院のスタッフやお客様、地域の魅力について教えてください。
福井院のスタッフは、ほんわかとした穏やかで優しいメンバーばかり。少人数だからこそ、バックヤードはいつも家族のように温かい雰囲気なんです。
お客様の層については、福井院は30代〜50代以上のお客様も多く、年齢層が非常に幅広いことが魅力です。新宿本院は10代・20代の若いお客様が圧倒的多数を占めていたので、はじめはとても新鮮でした。
そして何より、地元の皆さんが話す「福井弁」のイントネーションがとにかく素敵なんです!私は普段バリバリの大阪弁ユーザーなので基本は標準語で接客していますが、お客様との距離をグッと縮めたい時には、あえて福井弁のイントネーションに合わせることで、驚くほど仲良くなれるんです。また、私は食べることが大好きなのですが、福井の美味しいお店をお尋ねすると、皆さん本当に嬉しそうにたくさん教えてくださいます。「実は大阪出身なんです」とお伝えすると、「そんな遠くから福井まで来てくれたんやね!」と感激してくださり、おすすめの観光名所や絶品グルメの話でいつも大盛り上がりしています。
少人数のクリニックだからこそ育まれるチームワーク
クリニックのサイズが以前より小さくなり、ギャップに感じることもあったのではないですか?
福井院はスタッフが少人数のため、係活動やリーダー業務など、複数の業務を兼務する必要があります。異動直後はすべてが未経験で、業務量の多さや幅広さに正直不安を感じていました。
そんな時には、来院数とスピード感が圧倒的な新宿本院で培った経験が活きましたね。福井院への異動後は、毎朝タスクを整理して個人とチームの業務に分け、優先順位をつけることを徹底。このように日々の業務管理を積み重ねたことで、さらに効率的に業務を進める癖が身につき、クリニック全体を意識する広い視野を養うことができました。
視野が広がったことで、周りのスタッフへの接し方などにも変化はありましたか?
忙しい時ほど「それ私がやるよ!」とお互いにフォローし合って声を掛け合うことで、チームの一体感が高まるのを実感しています。そのため、感謝や称賛の言葉はインカムや直接の会話で、いつも積極的に伝えるよう意識していますね。
さらに、新宿本院時代の良い取り組みを参考にして福井院で導入した「ほめほめボード」もスタッフの間で大好評なんです。日中の忙しい時間には直接言えなかった「ありがとう」をボードに書いて伝える仕組みなのですが、後輩たちも「気づかないところまで先輩が見てくれていて嬉しい」とモチベーションに繋げてくれています。職種の垣根を超えてチームを明るく前向きにする、私自身も大好きな取り組みです。

異例のスピード昇格と、オーダーメイド指導で向き合う後輩スタッフへの思い
異動からわずか数ヶ月でのチーフ昇格。当時の率直な心境はいかがでしたか?
正直、自分でも本当にびっくりしました。開院時の福井院を支えてくれていたヘルプスタッフの皆さんが自院へ戻られるタイミングで声をかけていただいたんです。ゆくゆくは役職に就きたいと考えていましたが、まさかこんなに早い段階でチャンスをいただけると思っていなかったので、嬉しさの一方でプレッシャーも大きかったです。
チーフになった現在の業務割合は、カウンセリング業務が5割、スタッフの教育、売上管理や数値分析が2割ずつ、そのほかミーティングや係活動などが1割くらいですね。異動前はお客様対応が10割でしたが、今はチーフとしてクリニックの売上やスタッフの状況にも目を配り、働きやすい環境づくりと売上目標達成の両立を叶える立場として日々奮闘しています。
実は元々、数字に対して強い苦手意識があったので「私に数値の管理なんてできるわけない」と最初は不安しかありませんでした…。しかし、先輩方に売上データの出し方や分析方法を一つ一つ丁寧に教えてもらううちに、「私でもちゃんと数値管理できる!」という実感がどんどん湧いていきました。苦手だと感じていたことが成功体験へと変わり、今では数字を分析して集客などの施策を考えることが楽しいと思えるほど成長できました。
後輩育成において意識していることはありますか?
異動前は後輩指導の経験がなかったため、福井院に異動して初めて後輩の育成を任された時はすごく悩みましたね。そんな時には、自分が研修生だった頃、先輩方がどれほど丁寧に優しく教えてくれたかを思い返し、「あの時の先輩たちの姿を見習おう」と決め、常に歩み寄るコミュニケーションを徹底しました。
現在も、今年入社した新卒スタッフ2人の教育係を担当していますが、指導する際はまず後輩のキャラクターを把握することを最優先にしています。「学んだことをどんどん実践に移したいタイプ」なのか、「知識を完璧に落とし込んでから自信を持って対応したいタイプ」なのかを見極め、それぞれの指向性や考え方に合わせたオーダーメイドの指導をおこなうよう心がけています。

2つの環境を経験したからこそ描ける、これからのビジョン
上さんのこれからの目標や、描いているキャリアプランを教えてください。
今後はマネジメント力やスタッフ育成力をさらに高め、副主任、そして主任を目指していきたいと考えています。メンバー一人ひとりを支えて、チームとしての成果を最大化できるリーダーになることが目標ですね。また、今後は新しい環境への挑戦に不安を感じている後輩たちの背中を押し、サポートできる存在になりたいと思っています。
私はこれまでに、圧倒的なスピード感の中で多くのお客様対応を経験できる湘南美容クリニック新宿本院と、クリニック全体を見渡す広い視野が身につく湘南美容クリニック福井院という、2つの環境で勤務をしてきました。この経験を生かして、次は新宿本院と福井院の真ん中くらいの規模のクリニックで勤務してみたいと思っています。
今までの経験や学びを活かして、新しい環境でさらなる成長を遂げるためにも、ぜひ挑戦を続けていきたいです!
最後に、新たなキャリアや環境への挑戦を考えている求職者の方へ、メッセージをお願いします。
「安定した環境も良いけれど、もっと新しい自分に出会いたい、成長したい」と考えている方には、SBCは本当におすすめの環境です。私自身、キャリアジャーニー制度を利用して知らない環境へ飛び込むときは、不安や寂しさもありました。ですが、勇気を出して挑戦したことで、経験の幅が爆発的に広がり、想像以上のスピードで自己成長を実感することができました。最初は誰だって不安ですし、怖いと思います。でも、その先にある新たな学びや可能性に目を向けてみてほしいです。SBCには、挑戦を全力で後押しし、困ったときには必ず手を差し延べてくれる温かい仲間が全国にいます。ぜひ一歩を踏み出してみてください!

これからも持ち前の行動力と素敵な笑顔で、クリニックとお客様を明るく照らし、新しい道を切り拓いていってください。本日は貴重なお話をありがとうございました。